NIKITAのリハビリ的日記

心のお片づけをする発達障害系な人

2017/09/19 7:46 NIKITAの能力使って下さい。(半分はtoメンバーへ私信)

今年に入ってから現在までの間に、どうやら自分は相当変化したか何かしたらしい。それで戸惑っている。

6月からマストドンというSNSに参加しており、現在はほとんどそこにだけ顔を出している。いくつも掛け持つ余裕がないからだ。
積極的に書き込むようになり出したのは6月の末か7月のはずだが、主に自分の言いたいことの吐き出しに使っていた。あまりSNS向きの使用法とは言えないので、当初はほとんど人と交流する気はなかった。完全に本音しか言う気がなかったからである。ほとんどが愚痴の類いになるので、わざわざそれ用にアカウントを用意したほどだ。

何故か仲間ができていった。自分の言っていたことは決して愉快なものではなかったと思うし、いつもカリカリしていたし、書きにくくなるので実はフォローされたくなかったのだが、結局はフォロワーがついたり交流相手ができたことで多大な成果を得ることになって行く。

マストドンTwitterに似た形式で、1つの発言で500字まで書ける。以前私はあまり考えずに短い文章を書くと520〜1,100字程度になっていたと思う。今も制限がないとダラダラ書いてしまうのだが、500字での書き込みを8月半ば辺りで5,000〜6,000回はしていた。もっとかも知れない。これで人目があるので、意識しないようにしてもやはりかなり意識して書いていた。と言っても何かをオブラートに包んだり遠慮してやたら省くような方へ行ったのではない。本音を思い切り言っても差し支えない人達であるらしいので、明確に正確に近づくよう言葉を選出して、1つの発言にごちゃごちゃいくつもの内容を入れない、読んだらなるべく狙った通りに伝わるように書く練習になって行った。それだけ言葉を大事に考えて書く人が何人かいるので、とても刺激された。また、自分の書くことを楽しむ人がいるということがあまりにも意外だったのだが、悪い癖でその人達に合わせるようにしていたりもした。習慣としてはあまりいいこととも思えないのだが(その頃はかなりの葛藤を抱えていた)、それでも何にでもいい面も悪い面もあるもので、頭の回転が速くなった。非常に具合が悪くて入院中だったが、テキストであればかなり即答で色々な話に合わせた返事ができていたと思う。

そのうち、人の発言に対する自分の反応が変わっていった。
表層に現れる言葉に振り回されにくくなってきたのだ。

嫌なものは嫌なのでさっさと怒る(またはキレる)。が、極端な例を除いては、見たから、言われたからと言って動じることが激減した。言葉尻がどうこうよりも、何を言わんとしてその言葉が出たのか概ね察しがつくようになったのである。怒る理由も即時に「その人がどうしたいか」ということに目が行くようになったのであり、表面的なことにあまり惑わなくなった。自分の本音を書くのに言葉を吟味するのが習慣になって、相手が書いたことから推測する力が伸びたらしい。そして自分が何を嫌がるのかがはっきりしてきたのだろう。

言葉の選出には背景がある。何故その言葉が出たのか、どういう思考をたどるとそれになるのか、混乱しているのか、見下したいからなのか、考えが足りなくてその場にそぐわないのか、余計なことに気を回し過ぎなのか、相手の言葉を読み取ることが不得手なのか、相手の言葉(の一部)に振り回されているのか、言葉を扱うことに慣れていないのか、現実から離れてしまっているのか、自己評価が低いからなのか、など、何となくネガティヴな例が並んだが、そういったことはかかる時間に差はあっても読み取れることがほとんどである。もちろん書いてある以外のことはわからないので書いてある通りに読んでいるだけで、正確性は保証できない(当然であるが)。なので余計な邪推を入れない。こちらの希望とか感情的な反応も除外する。そして新しく情報が入れば即座に解釈を更新する。

そうやって読むうち、あまり人を否定や拒絶する必要を感じなくなっていったようだ。少なくともタイムラインにいるのを見て過剰反応するのはこちらの問題だし、よほど自分のコンディションが悪くなければそうそう気にもならない。酷い言い方を選ぶならどうでもいいのだ。別に寛容な訳ではない。フラッシュバックが起きるようなことに冷静でいられる訳がないし、負担がかかる関わり方をされるのはしんどい。そういうのを我慢して飲み込むことが減った。が、相手そのものをどうこう言うものでもないし、相手が変わりたければ助言じみたこともするが、そうでない人をこちらの思うようになんかしようがない。それは自分がそうされようがないことと同じことである。

上記2点が最大の変化だ。自分の表現力と読解力は自分では何か特別のレベルだとか才能とか言うものでもないと思っていたのだが(もっと凄い人にわりと接してきているので)、どうもそうでもないようだ。

他のこと。

自分はPCとかスマホとかのガジェット類、インターネットそのものなどからきしダメでまるでわからないしょうもない使い手だと思っていた。
また、自分で何かに対処したり自分から動く力は弱くて下手くそで苦手な方だとしか思っていなかった。

自分がとても困ったことになり、もう人に助けてもらうしかないと判断してそのマストドンで助けてくれと言ったら、数人が即応じてくれた。

が、自分の認識とその人達のほとんどの認識が酷くズレていた。

公的支援制度をフル活用して来た自分にとって、嫌でも自分から動かねば何一つ助けてもらえないなど最低限の常識で、働きかけたってだめなことも多い。それでもこちらは切実なので弁護士でもNPOでも自分で調べた法的根拠でも何でも使って食い下がるよりない。罵倒やあからさまな差別など日常茶飯事である。そして死にそうに煩雑で手間のかかる手続きがひっきりなしにある。毎月確定申告があるような感じだと言われたのでそういう感覚なのだろう。それをちょっとでもミスったりすると(ミスらなくても)何万もお預けを食らったりする。私も相当額を反故にされた。

単身居宅で病気が重症の自分では限界である。字など手書きで書ける日のほうが珍しい。そもそも公的支援制度は利用者のためにあるようなものとはとても言えないもので、こういうものに関係ない人が想像するものとはまるで似もつかない。

詳細は割愛して、「すぐに解決しないと来月にも命が危険にさらされる」→「即、調べまくって、支援機関に聞きまくって、本当に公的支援ではどうしようもないなら別の手段を考えて調べまくって……」これだけだ。私にはたったこれだけがもうできない。それが私ともう1人2人の認識。

ほとんどのメンバーがどういう認識かは不明だが、言われないで自分から行動するということがない。既に課題は整理されて関係ありそうな機関は1人がピックアップしていてくれたが、皆は彼を頼る形になり、能動的に動くこともわからないし、危機感は全然ないように見える。

こういう時に日本人が一番使いやすいであろうEvernoteを利用する提案をしたのは自分で、1人がさっさと課題を並べて関係各所の情報も調べ上げて、何故何も始まらないのか私には全く理解できなかった。

チャットは耐えられず抜けた。現在メンバーは増えたがあまり進んだりしている様子ではない。私は1か月ほどほとんど眠れず食べられないが日常では負担がどんどん増えていく。

数日前から個別に話を始めた。だんだんわかってきたのが、私の提供した情報量が膨大過ぎて把握しようがなく圧倒されてしまったらしいこと、まず私の状態があまりにも酷いので衝撃が大き過ぎて動こうにも私について何をどう、どこに話していいかわからないこと、感情の処理が追いつかないでいたこと、それらがだんだん落ち着いてもなお自分が何をできるのかどうすればいいかわからないことなど。

私は現在の自分の行動力がついてきたのは最近であることを以前の記録から理解した。私も1年くらいは悩んでいたではないか。現在は自分の力の使い方がわかってきたからギャンギャン言っていたが、何のことはない。私だって1年前に手伝い志願したら同じことになって怒られまくっていただろう。

検索がサクサクできるようになったのもマストドンに来てからだ。自分が書く言葉にかなり注意を払うようになったからか。
自分で何とかしようと動くことなどは、一般の人よりはできるというよりしなければならなかったので泣く泣くやって来た。

そして読解力と説明力が揃っている。

「検索講座とか開いたら? みんな検索して調べれば欲しい情報に行けるっていう成功体験がないんだと思う」
NIKITAは表面上だけ見ないで裏側というか本質を読み取る力が凄い。PCやネットに向いてる」

何だか、そういうことでもしていないと、やはり病む。
実働部隊としては自分には何もできないが、そしてそんな講座とかやってる場合なのかって思うが、このままじゃ今の病状悪化するよなあ、と思うのである。なるべく実になりそうなことがいい。してもらう一方はとてもつらい。結果がちゃんと見えること、手応えのあることをするのが、ストレスの強い今は自分に合っていそうではある。

自分に何と何ができて何はできないのかどうもわからない。
だって最近会話してて返事に窮する場合は体調のせいで答えてる場合じゃないとかそういうので、大抵のことは答えられてしまうのだ。(除く自分のこと)
そして講座とかどうやって開くかなあ……。教えるって少なくともリアルタイムでやり取りしないとダメなんだよね。相手のわからないことがこちらにわからないし、何しろその場でやれと言わないとあんまりやらないもんなんです、人間って。

なんか提案とかリクエストありますか各位。