性被害を受けた話 2017/01/09 19:36-21:08
寝ておらず、また非常に疲れている。
疲れているのはただ眠れなかったからだけではないが、ひとまず理由はおいておく。
問題はこれでも「何かしよう」としてしまうことなので、どうせならブログ記事を更新するのがいいか、と試している。
私は昔からさっさと眠れたり、寝落ちとかいうのを体験したりしたことがほとんどない。何でできるのか不思議なくらいだ。
1年ほど前から余計なことが増えた。前にも書いたと思うが、横になると強姦を受けているような感覚が即、起きる。眠れたものではない。
今日は疲れ切っていたのでぼんやりしていた。面倒なので放っておいたのだ。
私を犯そうとした男をふいに思い出した。
周到な男で、Facebookで私のフォロワーを1年くらい続けてから友達リクエストをして来た。きちんとした挨拶とともに。問題があるように見えなかったため、承認した。
その後1年か2年、「良いおじ様」といった役回りをこなした。素人合唱団の指揮者のせいか、私が記事をアップしていると非常にうまく褒めたり優しいコメントをやや控えめに寄越した。だから周囲にも見えていた。私のFacebookフレンドとか何とか、とにかく誰も変な人だとかいった評価をした人はいなかった。
きちんと段階を踏んでチャットもするようになった。後に会話の中身をすべてログに取った時に人に見せたが、そこで初めて「はっきりしたポイント」があった。見た人は「吐き気がする」といったが、私は全然わからなかった。チャットになるまでは本当に誰もが変な所がないと言った。
経緯は忘れてしまったが実際に会うことになった。その時も同時にチャットしていた人は怪しまなかった。後で中身を見せて驚かれた。本当におかしいと思わなかったのかと。思わなかった。その数年前に監禁脅迫被害にあっていたのに、私は自宅に来ることを許した。私が全然動けなかったからだ。
携帯電話とメールで連絡を取った。住所はしつこく訊いたがかわされて知ることができなかった。
直行で自宅、ではないが、もう他のことは忘れてしまった。正直、どうでも良い。とにかく男は自宅に来た。
ここまでだって大ポカに過ぎるが、当時はわからなかった。2014年1月末だと思うが。
抱きしめは何度もされた。全部その都度はっきり腕でどかし、やめるよう言った。
「やめて下さい。私は数年前、男性に騙されて3日間、監禁脅迫被害にあっているんです。読んだでしょう?だから男性と近づいたり触られたりするのが極端に怖いんです。やめて下さい」
そうしたら穏やかに言われた。
「それは君の頭の中にだけある」
私はブチ切れた。もうどのタイミングか思い出せないが、唇にキスまでされた。
私はしっかり目を見て言った。
「これは、セクハラです」
男はスッと表情をなくして立ち上がり、「セクハラとまで言われては云々」もう後半は記憶にないが、向こうも怒っていた。その時は大して恐ろしい感じもなくドアから出て行くのを見て鍵とチェーンをかけた。
私はその場で行動に移った。集められるだけのやり取りのコピーをEvernoteに入れ、私が同意していなかったことを記録するためにGmailからきっかり箇条書きで私側の立場を書き送った。返事など酔っ払いのわけのわからないものだ。Gmailはクラウドサービスとして使えるので、私は今もそのアドレスをブロックしていない。
案の定、翌日には動けなくなり、少ないツテやらに助けを求めた。警視庁にも電話してもらったが私本人でないと話ができないとかいうことだった。
その場限りでは撃退したが、その後は結局何の結果も得られなかった。何も解決できなかった。
私はいわゆるセカンドレイプが恐ろしくて何もできなかったのだ。その前に監禁された時には自分で色んなところに相談したが、私がメチャクチャ怒られて終わってしまった経験があったからだ。
キスと抱擁、だけ、だ。自宅で。私が責められるに決まっている。これだけの内容で「セカンドレイプ」も何もファーストがないと言われそうだが、先日やっと調べた所、刑事告訴は可能ではあった。だが現実的に考えて勝てないと思うし、今でも心と身体が不自由な苦しい状態だったりするのに、そんな手間をかけて克明な話をして他人にジャッジされることですでに割に合わないし、量刑も納得しかねるし、相手を被告にしたら今度は復讐を恐れなければならない。強制わいせつが成立するとも思えないが、したとしてもあんなにすぐに出てこられたのでは何をされるかわかったものではない。この手の加害者の感情などよくわかっている。とにかく全力で何もかも私のせいにして自分の名誉を取り戻そうとする。見飽きている。落ち度だらけの私が守られることはない。もちろん民事訴訟などたわ言である。私には何の救いにも復讐にもならない。正義ともいえない。
こういうことは大体予期していたから何の行動も取れなかった。何かできることがあったかも知れなかった。でもできなかった。
ずっと自分を責めて自分を罰している理由がわからなかったが、今日やっと、淡々としていられたために、理解できたのである。
私はただ勝手な欲望からセックスするために何年もかけて手懐けられた。それだけのためにその後何年も「壊された」状態だ。
未遂ですまなかった友人は何人もいるからあまり無神経なことは言いたくないが、それでも私は少なくともはっきりした故意から「2回殺された」と感じている。少なくともだ。
いったん、ここまでにする。バッテリーがない。