NIKITAのリハビリ的日記

心のお片づけをする発達障害系な人

どうしたら良いかわからない 2016/12/29 4:12

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難航中 2016/12/28 18:10 - NIKITAのリハビリ的日記

でゴチャゴチャ書いたが、相談したら一応納得いくこと、「今の状態の要因として予想されること」を言われた。

 

「今まで使い慣れていない脳の部分を使うようになったから、色々な刺激に鋭敏になっている。そのためにすべての感覚のスイッチがオンになっているような状態で、あらゆる種類の意識が働いている状態」大体こんな説明だった。「それでパニック症のような状態なのだと思う」

 

その推測が外れているとは思わない。よく私の少ない説明でそこに行ったと思ったけど、そんなことはいつものことなのでもう私は追いつこうとしてもしょうがない。今それどころでもない。

 

その状態だからやたら細かいことまで気になってしょうがない。

 

当然だが言われることがすべて当たる、私を全部が全部理解できている訳がない。そこまで気になる。

 

古典的な精神医学で「精神衰弱」という。何でも些細なことまで拡大して感じてしまう状態だ。入院時など起きやすい。一般的な言い方で近いのは、「近視眼的」「視野狭窄」あたりだろうか。

 

当然だが打たれ弱くなる。ひどく感情的になる。冷静になるなどほとんどできない。

 

その部分は経験があるのだが、私からはごっそり抜け落ちていることを言われて困っている。

 

「怒りの感情」と「感覚」だ。正確には感情については何か言われてはいないが、推し量ると入るように思う。

それらがもちろんゼロだったわけではないだろうが、指摘とは全然かけ離れたものだったことに間違いはない。

 

これまでに何らかの変化が起きた時に、こういった症状は起きていた記憶がない。

物心ついた時からずっとこうだったのでは、という指摘もあったが、そちらはありえない。

 

私は感情も感覚も、実家ではかなり封殺していた。怒れるようになったのはごく最近であるし、今のような状態などなったことはない。

 

今年の最初までは。

 

訂正したいとかいうより、他の家庭では「機能不全」であっても、こんな状態になっても大丈夫なのかと驚愕している。私の実家でこれはありえない。

 

本当に、死ぬ。私は彼らには本当に「モノ」で「道具」なのだ、いつでも何があっても即、役に立たねばならない。それができなければ何をされたかわからない、というより何もしてくれなくなるのは脅しとしてしょっちゅう言われていたので、子どもだった私が反抗心など持つどころではなかったし、こんなふうに動けないとか息が苦しいとかいう状態になっている状況ではなかった。

 

実際に彼らを知る主治医に聞いてみれば良いと思うくらい、抵抗感を覚える指摘だった。本当に何度か放置で死にかけたのだから。

 

だが、それは今の嵐の状態が過ぎればどうでも良くなる、と、思う。

問題なのはその後の話だった。

「新しい感覚を鍛える」

これはどうしたら良いのだろう。

 

私はあの助言のままでは、機械に戻るような危惧を覚える。

だいぶ感覚に手を入れているから、本当に前の私には戻りようがないと思うが(心というのは何か新しいものを得たら、何か知ったら、変化が起きたら、元には戻らなくなるようにできている。それはさすがに私でも知っているしわかる)、昔のように振る舞うことが怖い。それは慣れたことをしてしまう習性だ。心自体は変わっているから、平気では居られないだろう。

 

居られる訳がない。が、どうしたら良いかやはりわからない。

 

このやり取りのあとに続けた話がかなりきついものだったので、さらに困っている。参っただけでなく、これまででも何か相談するのに必ず凄まじい躊躇があったが、もう、あれでは、何も言えない。

 

元々そういう人なのだけど。はっきりと言うだけだし、私の状態に合わせたら際限もない。それでは、私が自分で解決する力もつけられないだろう。だから恨むとかいうのではないのだが、困る。